【Illustrator 】バラバラのテキストを連結(合体)してくれるスクリプトまとめ5選


Illustratorにおいて、バラバラになっているテキストオブジェクトを1つにするには、通常は手動でコピペで連結させていくしか有りません。
簡単ではありますが、合体させたいテキストの数が多ければ多いほど非常に面倒。
そんな時こそスクリプト。ということでテキスト連結系のスクリプトをまとめました。


バラバラの文字を1行に連結してくれるスクリプト


イラレで便利さんのサイトで公開されているこのスクリプト。
バラバラになっているそれぞれの文字を1行のポイントテキストとして連結してくれます。
横書き用、縦書き用の両方に対応。
とても便利なスクリプトなのですが、グループになっているテキストが対象なので、あらかじめ対象をグループ化しておく必要があります。
しかし。できればグループ化の手間も減らしたい。
そんな時は、スクリプトをエディタで開いて、一番上に

app.executeMenuCommand(“group”);

と記述しておくと、スクリプトでグループ化してくれるので、手動でグループ化することなく、バラバラのテキストを連結することができます。
ちなみにこのスクリプトは書式が全て統一されます。

イラレで便利: テキストでちょっと便利

書式を保ったまま改行やタブでも区切って文字を連結してくれるスクリプト


海外の方のサイトで公開されているこのスクリプト。
上記同様、バラバラのテキストを連結してくれるのですが、より高機能です。
実行する際に、2つのことを指定できます。
■連結させる順番を指定
どの位置にあるテキストから優先的に連結させるか、選択できます。
■何で区切るか(1行、改行、タブ)を指定
連結させる際に、Separatorの部分に、改行で区切るのか(\r)、タブで区切るのか(\t)、そのまま1行で連結するのか(入力なし)、を指定できます。

更にこのスクリプトは、各テキストの書式を生かしたまま連結してくれます。
状況に応じて、上記のイラレで便利さんのスクリプトと使い分けるとより効率的ですね。

Announcing Merge Text Extension for Adobe Illustrator

書式を保ったまま行連結

GOROLIB DESIGN さんの行連結スクリプトなら、書式を生かしたままスクリプト起動一発で行を連結することが可能に。
エリアテキストも連結可能です。

【無料】上下に分割されているテキストをそのままの書式で連結するスクリプト #Illustrator #scripting : GOROLIB DESIGN #はやさはちから

2つのテキストの、各同士を連結してくれるスクリプト


上記のスクリプトは、テキストをドンドン下に追加して連結していくものですが、このスクリプトは横同士の連結と言うんでしょうか。各行同士を連結してくれるスクリプトです。
箇条書きのリストなどに後から番号や記号を追加したい時などに便利です。
【Illustrator】2つのテキストの各行をサクッと連結する方法(スクリプト) : GOROLIB DESIGN #はやさはちから

コピーした内容をテキストオブジェクトの最後に付け足すスクリプト


これは行連結とはちょっと違いますが便利なのでご紹介。
メモなどのエディタからコピーしたテキストをillustratorのテキストオブジェクトに付け足したい時に、通常はいちいちテキストカーソルに切り替えてテキストの最後にカーソルを持ってきてペーストする必要があります。
その手間を減らし、選択したテキストオブジェクトの最後に追記ペーストしてくれるスクリプト。

クリップボードの内容を文字に追記するスクリプトです(Illustrator) : GOROLIB DESIGN #はやさはちから

関連ページ

結合したい時もあれば、分割したい時もある。
ということでテキストを分割してくれるスクリプトのまとめページはこちら。

 

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