【Photoshop】長体率を数値入力で変更するスクリプト
- 2020/1/7
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デフォルトでは物足りない機能を補足する、Photoshopの豆スクリプトプロジェクト。
前回はフォントサイズを数値入力で変更するスクリプトをご紹介しました。
今回は、テキストの長体率を変更するスクリプトです。
目次
Photoshopに長体を変更するショートカットキーはない
Photoshopに長体率を変えるショートカットキーはありません。(のはず。)
というか、そもそも Photoshopでデザインカンプを作る時に、どれぐらい長体率を変更しなけばならないシーンがあるのかわかりません。
Webの場合はそもそもフォントサイズを変更するでしょうし。
想定できるシーンとしては、印刷物のデータを全てフォントサイズで作る場合などでしょうか。
あとは、デザイン的にあえて長体っぽい処理をした見出しを作るときなどなど…。
私の場合、時々小さいバナーを作る上で、ムリムリ情報を入れなければいけない時があるので、結構長体率をいじることがあります。
長体をかけるには、基本的に文字パレットから。
いづれにせよ、長体をかけるには文字パネルから指定する必要があります。
そう。カーソルを文字パネルまで持って行かなくてはならない。それが面倒くさい。キーボードでサッと長体をかけたい。
ということで、どれだけ需要があるかわかりませんが、スクリプトを作りました。
使い方
テキストレイヤーを選択してスクリプト実行。
ダイアログに、現在の長体率を拾った数字が出てきます。それを無視して新たに打ち直してOKを押せば、長体をかけてくれます。
【補足】自由変形はひとクセありそう
明らかに変倍がかかったテキストなのに、長体率または平体率が100%のテキストを見つけたら、それは恐らく「自由変形」で変形させたテキストです。
以前別の記事でも少し触れたのですが、Photoshopではテキストレイヤーを「自由変形」で変形させた場合、文字パネルにおいてフォントサイズは変わるのですが、長体平体の変倍率は反映されないようです。
残念ながら、それをリセットする方法は今のところわかりません。
ダウンロード
https://efficiencydesign.booth.pm/items/4113299
このスクリプトは無料です。
検証について
macのPhotoshop cc 2019で検証しています。多分windowsでも動くと思います。
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